カロリーの正体を知って正しいダイエットを!

カロリーとは

●今回のポイント

  1. 必要なカロリー量は、人によって異なる
  2. ゼロカロリードリンクは、カロリーが0ではない
  3. 代謝が落ちると脂肪が付きやすくなり、リバウンドの原因に!
  4. ダイエット中でも油は必要

カロリー計算するだけではダイエットできない?!

「カロリーの摂りすぎだから、最近太り気味・・・」

「このドリンクはカロリーオフだから、ダイエットにいいかも!」

 

こんな風に、私たちは「カロリー」という言葉を使いますが、カロリーっていったいなんでしょうか?

改めて考えてみると、良くわからないものなんですよね・・・。

 

そこで調べたところ、カロリーとは体のエネルギーの収支を表す単位であって、水1リットルの温度を1℃上げるエネルギーが1キロカロリーになるそうです。

そしてすべての食べ物には、体の中で熱に変化するカロリーがあり、消化によってその熱量(エネルギー)は解放されるという仕組みになっています。

 

口から入った食べ物のエネルギーは、消化、身体運動、臓器や細胞の活動という3つの目的で使用されます。

3つ目のエネルギー活動は「基礎代謝」と呼ばれるもので、なんと食べたもののカロリーの70%が基礎代謝に使われます。

だから、ダイエットには基礎代謝をアップさせることがとても重要なんですね。

ところで、成人女性の必要摂取カロリーは1800キロカロリー前後と言われています。

では、すべての女性が1800キロカロリーで良いのでしょうか?

 

答えは、「No」です。

基礎代謝が低い人は、そこまでカロリーが必要ないですし、激しい運動や非常に複雑な頭脳労働をする人は、もっとカロリーが必要です。

 

(脳はとても多くのエネルギーを必要とするから)

つまり、一人ひとり違う基礎代謝を知らなければ、一日に必要なカロリーもわからないし、正しいダイエットもできないということになります。

 

 

そこで今回は、カロリーについてもう少し詳しく調べてゆきたいと思います。

 

食品によって、同じカロリーでも体に残る量が違う?

私たちは、食品のカロリー表示を見ると、それがそのまま、体内でエネルギーに変わると思ってしまいます。

なので、カロリーの高いものは太るし、低いものは痩せる、という判断で食べる物を決めますよね?

でも、実はこれ、間違いなんです。

 

食品によって、同じカロリーでも体内でエネルギーになる割合が違うのです。

例えば、野菜と果物で同じカロリーのものを食べたとしても、食物繊維の量や糖質の配分量によって、人体に入ってから蓄積される熱量は変化します。

食物繊維が多い野菜だと、消化にエネルギーを消費してしまうので、消化以外の身体運動や基礎代謝に使われるエネルギー量は減ってしまいます。

 

逆に、消化が良く、糖質が多い果物であれば、消化にエネルギーを使わない上に、糖質は体にすぐに吸収されるため、エネルギーは多く人体に残ります。

そして、人それぞれ基礎代謝が違う上に、胃酸の状態、消化酵素の量や腸内細菌の種類と割合などによって、カロリーの吸収のされ方が微妙に違ってきます。

 

もちろん、一日の運動量やストレスの具合など、さまざまな要因によってもまた違ってくるでしょう。

そう考えると、単に食品のカロリー表示と、それによるカロリー計算だけでは、正しくダイエットできないですよね。

そこで、食品表示はあくまで目安ということで、食品によっての吸収率の違いを知り、それと同時に、自分自身の基礎代謝がどのくらいなのかも、知っておくと良いと思います。

基礎代謝は、体組成表示のある体重計で測れますから、それを目安にするといいかもしれませんね。

 

次に、カロリー表示に騙されないために知っておきたいことをまとめます。

 

「ゼロカロリー」の罠…それって本当にカロリーがないの?

最近、コンビニなんかで売っているドリンクは、「ゼロカロリー」が人気すね。

ダイエットをしているときは、味が同じならカロリーがない方がいいと思うのは当然です。

では、ゼロカロリー飲料には本当にカロリーがないのでしょうか?

 

…実は、これも間違いです。

 

現在の規定では、100ミリリットルあたりで5キロカロリー以下なら「ゼロカロリー」と表示でき、同じく100ミリリットルあたりで糖類が0.5グラム以下であれば「ノンシュガー」と表示できるのだそうです。

微量でも、ダイエットに蓄積ほど怖いものはありません。

意識せずに摂ってしまうカロリーや糖分には気が緩みがちですが、そこはきちんと意識して、飲み過ぎや継続して飲むのは気をつけましょうね!

 

また、ノンシュガーと謳われているものは、人工甘味料であることが多いですよね?

人工甘味料は、舌で甘さを感じても、本当の糖分ではないのでエネルギーにはなりません。

だから「ノンカロリー」なわけですが、ノンカロリーの人工甘味料でも、脳は甘さを感じると、糖をエネルギーに変えようとします。

でもエネルギーに変わらないために、脳は糖を求めて甘いものを欲するようになるそうです。

 

それでは本末転倒です・・・。

 

糖も体には必須のものですし、甘いものも時には必要です。

甘いものが欲しいときは、できれば人工甘味料よりも、天然の糖分を少量摂るようにしてください。

 

カロリーを減らすだけでは、代謝も落ちて痩せにくくなる?!

ダイエットというと、どうしても食べる量を減らすとか、カロリーの高いものを食べないようにする、という方法を一番に考えてしまいます。

でも、摂取するカロリー(熱量)を減らせば、体は少ないカロリーを消費することに慣れ、省エネ状態になってしまいます。

つまり、基礎代謝が低い体になるのです。

 

人の体は、良くも悪くもすぐに環境に順応してしまうのです。

だから、摂取カロリーが低い状態が続くと、少ないエンジンで体が回るようにシフトチェンジしてしまうというわけです。

 

もちろん、入ってくるカロリーが少なければ、最初のうちは体重が落ちて痩せていきますが、ある時からピタッと体重が落ちなくなります。

それは、体がエネルギー不足にならないように、脂肪を蓄えて温存しようとするからです。

入ってくる分が少なければ、溜めておくしかないですものね。

 

さて、この状態になった時に、ほんの少しいつもよりカロリーを摂ったらどうなるでしょうか?

身体はすでに代謝が落ちているので、代謝できない分、脂肪が溜まりやすくなります。

これがリバウンドにつながってしまうのですね。

 

摂取カロリーを落とすだけのダイエットは、一生カロリーを減らし続けていけるなら可能ですが、リバウンドしやすく、体にはリスキーな方法と思った方がいいでしょう。

 

ダイエットに効果的な油がある?

栄養素の中で、最もカロリーの高いものといえば「油」ですが、すべての油がダイエットに悪いわけではありません。

油は体には必須のものなので、良い油を適度に摂ることは、むしろダイエットには必要なことです。

 

身体に良い油は「オメガ3系脂肪酸」と呼ばれる脂肪群です。

具体的には、今人気の亜麻仁油、エゴマ油などで、魚の油に含まれるDHA、EPAもオメガ3系脂肪酸です。

これらの脂肪は、体を温め、コレステロール値を下げたり、ホルモンバランスを整えたり、お肌のバリア機能をアップさせたりといいことづくめ。

 

その反対に、取らない方が良い脂肪はトランス脂肪酸と呼ばれる、人工化合物が入った植物油です。

トランス脂肪酸が良くない理由は、体内で代謝されにくく、悪玉コレステロールを増やすことで、高血圧や心疾患などにつながりやすいからです。

※高血圧の詳細は→こちら(【c002.doc】へのリンク)

※心疾患の詳細は→こちら(【c004.doc】へのリンク)

 

マーガリンなどにはトランス脂肪酸が含まれているので、健康のためにも摂取を控えましょう。

カロリーと一口に言っても、単なる食品表示だけではわからないことがいっぱいありましたね!

これからは、カロリーの数値だけに惑わされず、体への影響を考えて食品選びをしましょう!

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