内臓脂肪型と皮下脂肪型の違いは?実はまったくの別物!

内臓脂肪皮下脂肪違い

●今回のポイント

  1. 体脂肪がつく場所によって、内臓型脂肪と皮下脂肪に分かれる
  2. 内臓脂肪は動脈硬化などの病気を引き起こす
  3. 食事制限や運動で、内臓脂肪は落としやすい
  4. 皮下脂肪は落としにくいので、継続的なダイエットが必要

2種類の肥満タイプ、どちらのタイプかでダイエット法が変わる

肥満には大きく分けて「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」の2種類のタイプがあります。

これは、「体脂肪」がどこに多くついているか?

ということで区別されています。

 

それぞれの脂肪は読んで字のごとく、それぞれ内臓の周辺と皮膚の下に付いています。

なぜこのように分けるかといえば、それぞれの脂肪の付き方によって、落とし方が違うことと、特に内臓脂肪型肥満の場合は、成人病を発症するリスクがあるため、できるだけ早く対処した方がよいものだからです。

肥満タイプによっては両方を兼ね備えた人もいるのかもしれませんが、この2つは性質が違うので、ダイエットをする時は別々に考えると効果が出やすいです。

 

では、今、ダイエットをしたいあなたは、自分がどちらのタイプになるか知っていますか?

一番正確なのは、CTスキャンで検査や体脂肪の測定ですが、見た目や食事傾向などの生活習慣でも判断できることもあります。

 

中年太りだけが内臓脂肪型ではない!

まずは内臓脂肪型の特徴をまとめてみますね。

内臓脂肪型は、通称「リンゴ型肥満」と言われるタイプです。

リンゴの形を見てもわかる通り、お腹がポッコリ出ている太り方が特徴です。

これは内臓の部分に集中して脂肪がついているためで、「ビール腹」なんて言われることもありますけど、そういう人はどちらかというと男性に多いようです。

また、中年以降に増えることから「中年太り」と呼ばれることもあります。

しかし、むしろ若い女性の場合、お腹が出ているようにも見えず、一見痩せて見えるのに内臓脂肪がついている、という人も多いので、その場合は「かくれ肥満」なんて呼ばれたりしています。

こういう人は「リンゴ型」っていわれても、ピンとこないですね?

 

さて、ダイエットとは少し話がそれてしまいますが、内臓脂肪型肥満の場合、成人病のリスクが高くなってしまうため、国が基準値を設けて警鐘を鳴らしています。

 

その数値は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で出される値(これをBMI値と言います)が25以上で、ウエストが男性だったら85cm以上、女性だったら90cm以上となっています。

BMI値が22より少ないと「痩せている」、25~30で「肥満」、そして、30以上で「超肥満」と判定されます。

ただ、別名「かくれ肥満」と呼ばれる通り、これだけで判断できないのが内臓脂肪型肥満のやっかいなところです。

 

女性には少ない肥満タイプとはいえ、万一、内臓周りに脂肪が付いていたら、動脈硬化などの深刻な症状を発症しますから、このサイトに訪れたことをきっかけにして、検査を受けるようにしてみてください。

 

内臓脂肪は運動などで落としやすい

内臓脂肪型になりやすい人の特徴は、下記の通りです。

当てはまる項目があるか、チェックしてみましょう。

  • ダイエットでリバウンドしたことがある
  • 無理なダイエットをしたことがある
  • 上半身からお腹にかけての肉付きが良い
  • 生活が不規則
  • 脂っこい食べ物が好き
  • 以前、スポーツをしていたが、今は運動をしていない
  • 筋肉もついている
  • おへその近くの皮膚をつまむと意外と薄い
  • 間食で糖質の高いものを食べる傾向がある
  • 甘いもの、とくにアイスクリームが好き
  • 日常的に歩くことが少ない
  • 緑黄色野菜が嫌い
  • お腹いっぱい食べないと気が済まない
  • タバコを吸う
  • 血液検査で「脂肪肝かもしれない」と言われたことがある

今はBMI値などが正常でも、このような生活習慣が続けば、内臓脂肪型肥満になる確率が高くなると言えます。

まずは予防からしっかりとやっていきたいですね。

年齢に関係なく、内臓脂肪は少ないのがベストです。

内臓脂肪型が皮下脂肪型に比べて、唯一、救われている点は、比較的落としやすいということです。

体は必要なところから先にエネルギーを送ります。

そういう意味では、皮膚の表面よりも内臓に先にエネルギーが回るので、ほんの少し摂取カロリーを控えたり、ちょっとした運動をして摂取カロリーを燃焼したりすれば、まず内臓の回りの脂肪から減っていくのです。

このサイクルが体に定着していけば、内臓脂肪は比較的早い段階で減っていくでしょう。

 

内臓脂肪は「つきやすく、落としやすい」と、覚えておきましょう!

 

内臓脂肪型の人はまず、「食べ順ダイエット」で脂っこいものやごはん・パスタなどの糖質をいきなり食べないことと、お腹いっぱい食べる癖をなくす工夫が効果的です。

また、日常的に運動不足になっている人も多いので、簡単で続けられそうなストレッチや散歩を毎日の日課にすると良いでしょう。

 

皮下脂肪型の特徴とは?

次に、皮下脂肪型肥満の特徴をまとめてみますね。

皮下脂肪型肥満は、別名「洋ナシ型肥満」といわれています。

皮膚のすぐ内側に脂肪がつくタイプで、内臓脂肪型の人のように、内臓の回りについている脂肪が多くありません。

ただ、皮下脂肪が厚い人は内臓にも脂肪がついていることがあるので、必ずしも皮下脂肪型の人は内臓脂肪が少ないというわけではないので、注意してくださいね。

 

皮下脂肪型が「洋ナシ型」と呼ばれる理由は、お腹から腰、お尻、太ももなど、下半身に脂肪がつくきがちで、その体型が洋ナシに似ているからです。

皮下脂肪型の人の場合は、内臓脂肪に比べて病気のリスクは少ないのですが、皮下脂肪は一度ついてしまうと落ちにくいのが難点です。

計画的に、しっかりと落としていかなければなりませんね。

 

皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落としにくくはありますが、ダイエットすれば見た目でスッキリしたことが分かるので、ダイエットのモチベーションが上がるということはあります。

また、内臓脂肪は直接マッサージすることはできませんが、皮下脂肪は皮膚のマッサージでアプローチをすることで、代謝を上げて、流していくこともできます。

 

ホルモンの影響を受けやすい

皮下脂肪は女性ホルモンの影響を受けやすいので、30~40代になって太ってきたと感じるのは、ホルモンバランスが崩れてきたからかもしれません。

でも、心配しないでください。

女性ホルモンを健康的に保って、無理のないダイエットを心がければ、加齢による肥満を防ぐこともできるのです。

ポイントは、7時間程度の質の高い睡眠をとることと、脂肪を燃焼する成分が多く含まれている、大豆製品を積極的に摂ることです。

 

ちなみに、女性ホルモンは、女性らしい丸みを帯びた体を作るためにも働いてくれています。

極端なダイエットをすると、女性ホルモンにも影響しますから、注意してくださいね。

では、皮下脂肪型の人の特徴について考えてみたいと思います。

 

皮下脂肪が多い人は体の冷えに注意

実は、内臓脂肪型のタイプと比べると、皮下脂肪型にはなりやすい特徴というものはありません。

つまり、内臓脂肪型以外の肥満タイプ、ということです。

 

1つだけ、皮下脂肪型の肥満の人に共通して言えるのは、皮膚の内側に脂肪がつき始めると、体が冷えやすいということです。

対処法のとしては、体を温めて代謝を上げること。

そのためには、体を温める食事、簡単な運動による内側からの脂肪燃焼、入浴、良い水の適度な摂取が大事です。

 

皮下脂肪型の人は、内臓脂肪型に比べると、成人病のリスクが低い分、

「すぐに痩せなきゃ!」

というスイッチが入らないかもしれません。

しかも、すぐに脂肪が落ちにくいので、気持ちが盛り上がらず、ダイエットが続かないことも多いと思います。

 

そこで、みなさんにおススメしたいのは、モチベーションが上がるような「理想のスタイル」の写真を1枚用意することをおススメします。

藤原紀香さんが、ルパン3世の峰不二子を毎日見ながらナイスボディを作ったように、なりたい自分を想像しながら、いつもワクワクするような気分でいられることが、ダイエットを続けるポイントではないでしょうか?

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