生理中にある太りやすい時期と、痩せやすい時期

生理中太りやすい痩せやすい

●今回のポイント

  1. 生理周期には、太りやすい時期と痩せやすい時期がある
  2. 黄体期は痩せにくく、卵胞期からは痩せ
  3. 女性ホルモンのバランスを整える、大豆製品の摂取が効果的

ダイエットは生理とホルモンの関係を知らないと失敗する?!

女性は生理周期によって、痩せやすい時期と太りやすい時期があるのをご存知ですか?

女性なら、なんとなく体感的に感じているかもしれませんね。

生理前は水分や脂肪を溜めやすいのでむくみやすく、太りやすい時期。

生理が終わると、体からは水分や脂肪分が代謝されやすく、痩せやすい時期になります。

こうした体の状態は、どうして発生するのでしょうか?

 

それは、女性の体が毎月、妊娠のための準備をするからなんですね。

妊娠の準備をしているときは、水分や脂肪を溜め込み、妊娠の必要がなくなれば、準備された水分や脂肪は排出される・・・。

そして、その周期を司っているのがホルモンです。

 

実は、このメカニズムを知らないと、ダイエットは上手くいかないことが多いのです。

女性の体は、自然に沿った生理サイクルを繰り返して生活しています。

そのサイクルに逆らった方法で痩せようとすると、体にも心にもストレスがかかります。

本来はもっと効果があるべき状態の時にも、思ったほどの効果が得られなくなるし、無理してはいけないときに、過度な減量をしてしまい、かえってリバウンド・・・、なんてことを起こしてしまいます。

 

そこで今回は、生理周期に合わせた効果的なダイエットの方法をまとめてみます。

 

2つのホルモンの働きを知って痩せやすい時期を上手に利用する

よく聞く言葉なので、ご存知の方は多いと思いますが、生理に関係しているホルモンには

「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と「プロゲステロン」(黄体ホルモン)という2種類のホルモンがありますよね。

簡単に申しますと、この2つのホルモンのうち、どちらが優位に働くかで、体に水分や脂肪を蓄積するか、排出するかの違いが出てきます。

 

生理周期は、生理の初日から約25~38日で繰り返しています。

そしてこの周期は、・黄体期・月経期・卵胞期・排卵期の4つの期間に分かれています。

4つの周期では、二つのホルモンのバランスが変化していきますが、このホルモンのバランスによって、「太りやすい時期」、「痩せやすい時期」、というのがあるのです。

 

【黄体期】・・・太りやすい時期。ダイエットはちょっとお休み。

まず、太りやすい時期は黄体期です。排卵後から生理前までの時期で、体内ではプロゲステロン(黄体ホルモン)が優位の状態になり、エストロゲン(卵胞ホルモン)は減少してきています。

プロゲステロンは妊娠しやすい体に整えるために体温を上げ、水分や脂肪を溜めこんで受胎に備えるホルモンです。

「生理前には顔とか足がむくむのよね~」という経験はありませんか?

それは黄体期特有の症状と言えます。

 

また、この期間に吹き出物ができやすくなったり、だるさなどの不快な症状を感じたりする女性も多いようですが、これはプロゲステロンの分泌が乱れているためと言われています。

このようなときに、無理なダイエットは禁物です。

体はいつもより重くなって当たり前なのです。

ただでさえ、生理前でイライラしているのに、食べたいものを我慢するなんて、ストレス溜まりまくり! この時期はちょっとダイエットをお休みして、生理に備えて、栄養を摂りましょう。

 

そうそう、生理前のイライラの原因がもう1つのホルモンにありました。

黄体期は「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が減少するので、セロトニンが司る「精神を安定させる作用」と「満足(満腹)感を与えて食欲を抑制する作用」が減少するのだそうです。

そのストレスから糖質や脂肪分の多いものを食べたくなってしまうのですが、糖や脂肪を取りすぎると体を冷やす上に、脂肪になりやすいので注意してください。

 

月経期は体の負担を最低限にする

【月経期】・・・生理後半から徐々に精神は安定。でもまだ体重は落ちません。

生理が始まると、エストロゲンの分泌量が徐々に増えていき、プロゲステロンの分泌量が減っていきます。

排卵後に上がった体温も、生理中は低くなることで血行が悪くなります。

そのため、代謝が悪くなるので体重が落ちにくい状態に。

でも、月経期には、出血による体への負担がありますから、無理に食事制限をして体重を減らすことよりも、体重を維持することに努めましょう。

 

また、この時期は免疫力が弱まるため、お腹を冷やしたり、いつもは大丈夫な魚介類でお腹を壊したりすることもあります。

そんな時は体を温めることを心掛け、毎日の食事も、生野菜や果物などの冷えるものよりはスープや温野菜などの温かいものを摂るようにして、血流をよくする生活を送りましょう。

 

ダイエットが効率的に進むタイミング!

【卵胞期】・・・生理後半から痩せやすい時期に!

エストロゲンの分泌が増えてくる生理の後半には、精神も安定して、食欲もコントロールしやすくなります。

エストロゲンは別名「美容ホルモン」とも呼ばれ、エストロゲンの分泌が増えるとともに、お肌の調子も戻ってきます。

そのころを境に、本格的なダイエットを始めましょう。

プロゲステロンの分泌はかなり減少してきますので、余分な水分や老廃物を体の外へ排出しやすくなり、一番ダイエット適した時期、つまり「痩せやすい時期」になります。

栄養豊富な食物適量摂って、体を動かすことで脂肪を燃焼するのにも良い時期ですので、積極的に体を動かしましょう。

 

【排卵期】・・・基礎体温計で黄体期にチェンジする日を知るのがポイント

排卵期はとても短いのですが、ポイントは排卵日です。

基礎体温計で体温を記録しながら、排卵日を境に、痩せやすく、ダイエットに最適な「卵胞期」が終わったことを意識しましょう。

排卵日以降は、食欲も増え、体重も増えるのが当たり前と考えて、体重が増えすぎないように気をつける、くらいに考えるのがストレスを溜めないコツです。

 

女性ホルモン×ダイエットに良い食べ物は?

さて、プロゲステロンとエストロゲンの分泌の変化と、痩せやすい&太りやすい時期についてはおわかり頂けたでしょうか?

でもこれを読むと、まるでプロゲステロン=悪いホルモン、エストロゲン=良いホルモンと考えがちですが、女性の体には両方がバランスよく分泌されることが必要なのです。

エストロゲンが「美容ホルモン」だからといって、エストロゲンだけをたくさん分泌させようとすれば、とたんにバランスが崩れて体調を崩してしまうでしょう。

(そんなことが可能であれば、ですが…)

 

このバランスが崩れたら、健康的に痩せることもできません。

そこで、最後に女性ホルモンのバランスを整え、美容にも健康にもよいおすすめの食品をご紹介しますね。

 

それは、豆乳です。

豆乳のイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで有名です。

更年期障害で悩む女性などにも人気が高いようですが、この大豆イソフラボンは腸内細菌と出会うことで「エクオール」という成分に変化するそうです。

このエクオールは、肥満を予防し、女性らしく美しいプロポーションを作るのに効果的な成分とのことです。

 

また、豆乳の成分を見ると、女性のダイエットに効果的なものはまだまだあります。

豆乳には、大豆サポニンという成分がありますが、これは脂肪の吸収を抑え、抗酸化作用によって脂質の酸化を防ぎ、代謝をアップさせてお通じをスムーズにしてくれる効果があります。

さらに、イライラを解消するマグネシウムや、デトックス効果のあるカリウムもふくまれているので、生理前の黄体期に豆乳を飲むことで、黄体期特有の不快な症状を緩和してくれます。

 

もう一つ、ダイエット中は良質なたんぱく質が必要ですが、肉や魚などで補おうとすると、どうしてもカロリーが高くなったり、味付けが濃くなったりしがちなので、たくさん食べることはできません。

そこで、ダイエットには高たんぱく低カロリーの食材が適しているのですが、豆乳はその点でとても優れたダイエット食品なのです。

肉類や糖質のもの(甘いものやごはん・パスタなどの炭水化物)を食べるときには、先に豆乳を飲んでおくことで、それらの脂肪分・糖分の吸収を抑えることができます。

 

さて、女性のダイエットには、ホルモンバランスによって痩せやすい時期と痩せにくい時期がある、というのはおわかり頂けたでしょうか?

その4つの時期を利用すれば、ストレスなく、女性らしくキレイに痩せられます。

でも、ホルモンバランスが崩れると、その計画も崩れてしまいます。

女性ホルモンは自律神経とも密接な関係がありますので、規則正しい生活や質の良い睡眠、適度な運動で自律神経を整え、生理周期を崩さない生活を送りましょうね!

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