肥満の単純なメカニズムと複雑な原因

肥満原因メカニズム

●今回のポイント

  1. 肥満は、消費カロリーが摂取カロリーより多くなることで発生する
  2. 太る原因を大別すると、食事の問題と基礎代謝の問題に分かれる
  3. ホルモンの影響で太りやすくなることも
  4. 寝ている間にダイエットができる

太る理由と太った原因を知ることがダイエットへの第一歩!

ダイエットを始めるときって、あまり太る原因なんて考えないで始めますよね。

まずは食べる量を減らしたり、運動してみたり。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

みなさんは、太る理由について考えたことがありますか?

 

そして、あなた自身が太った原因についても。

 

太る原因を知らなければ、ダイエットは成功しないのです。

 

その根本的なところをまず押さえておきたいので、今回はじっくり肥満のメカニズムとさまざまな原因について説明しちゃいます!

 

「太るのは簡単、痩せるのは難しい」の意味を探る

太るメカニズムは、いたって簡単です。

それは、「摂取したカロリー」よりも「消費したカロリー」が少ないからです。

ここで難しいのは、同じカロリーを摂取しても、ある時は太って、ある時は痩せるということなんですね。

何に影響されるかというと、消費カロリーの低下=基礎代謝の低下です。

基礎代謝は若いころは高くて、年齢を追うごとに徐々に低下していき、女性の場合は更年期を境にさらにグッと減ります。

私の年齢(アラサー世代)では、基礎代謝はまだ大きく下がってはいないものの、基礎代謝以外の原因で太ることが多くなっていきます。

 

そして、太る原因が違えば、痩せる方法は異なる、ということにつながります。

だから、ダイエットは簡単には成功しないんですね。

そこで、太る原因をリストアップしてみました。

 

【太る原因ベスト10】

■食事に問題がある

1.食べ過ぎによるカロリーオーバー

2.食事の摂り方

3.不規則な食事、食事回数が少ない

4.偏った食事、ミネラルなどの栄養不足による代謝の乱れ

 

■基礎代謝の低下の問題

5.冷え

6.筋肉量が少ない、運動不足

7.ストレス・ホルモンバランス・自律神経の乱れ

8.睡眠不足

 

それでは、次に、この8項目について詳しく見ていきます。

 

太る原因を知って、痩せ方を考えるのがダイエットへの近道

食事に問題がある

(カロリーオーバー)

これは、単純にカロリーの摂りすぎが原因ですが、食べる量には関係なく、カロリーの高いものばかりを食べることで太ることも大いにあります。

脂っこいものや甘いものはもちろん、塩分の多いもの、食品添加物の多い食品、糖質(砂糖、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物)は、食べる量や食べ方に注意が必要です。

また、なんとなく口寂しいから食べてしまうという「ながら食い」によって、無意識に食べるお菓子、ガムや飴なども、少しだからと侮ってはいけません。

積み重ねによって予想外のカロリーを摂っていることが多いのです。

ダイエットをしたいと思うなら、食品のカロリーを知っておくのも「隠れカロリーオーバー」を予防するポイントですよ!

 

血糖値の急激な上昇にも注意!

(食事の摂り方)

ここ数年、「食べ順ダイエット」というダイエットが流行していますが、これは、体の消化と吸収のメカニズムから考えて、とても理にかなっている方法です。

特に気をつけなければいけないのは、糖質(砂糖、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物)を摂る順番です。

糖質は体にすぐに吸収され、血糖値を上げてエネルギーに変えるのですが、空腹のときに食べると血糖値が急上昇するために、体はそれを下げようとして大量にインスリンというホルモンを膵臓から分泌します。

 

でも、血糖値の急上昇によって実際に使われるインスリンの量よりも多く分泌されてしまうために、余ったインスリンは脂肪となって体に蓄積するのです。

ということでいうと、空腹でいきなりお菓子やケーキなどを食べるのはもちろん、ご飯やパスタ、パンなどを最初に食べるのは避けるべきですね。

まずは生野菜などの食物繊維から、スープ、肉や魚などのタンパク質、そして最後にご飯などの主食を摂るようにすれば、血糖値がゆっくり上がり、インスリンの大量分泌を防ぐので、肥満防止になります。

 

食事の回数が減ると脂肪が増えるのはなぜ?

(不規則な食事時間、食事回数が少ない)

人は、食事時間が不規則になり、空腹時間が長くなると、「食べたものを吸収しやすく、脂肪を溜めやすくする」のです。

それは、人間の「飢餓感」からくる防衛本能です。

そうなると、いつもより食事を控えても、脂肪がつきやすくなります。

 

また同じ理由で、一食抜いてしまったら、次の食事の時にその穴埋めをしようとして通常の食事の時よりたくさん食べてしまうという現象も起きます。

さらに、不規則な食事にはもう一つ、自律神経を狂わせてしまうために、ホルモンバランスが崩れ、新陳代謝が悪くなるというデメリットもあります。

ダイエットのために食事を抜くのでしたら、低カロリーで低血糖の食品を少しでも摂って、空腹時間を短くするようにしたいですね。

 

(ミネラル不足)

私たち現代人の食生活は、慢性的にミネラル不足になっていると言われています。

なかでも、ダイエットをするならミネラルこそ、意識して摂らないといけないものです。

特にダイエットに必要なのは、体温を上げる「カルシウム」、血糖値を正常化する「マグネシウム」、血中のコレステロールの調整をする「亜鉛」、インスリンを正常に働かせる「クロム」、過酸化脂肪を分解して免疫機能をアップさせる「セレン」などです。

※ミネラルの詳細は、コチラ(【d012.doc】へのリンク)でじっくり確認してください

 

これらミネラルは体の代謝を上げ、流れのよい体にしてくれるので、痩せる体作りには欠かせないのです。

 

女性でも筋肉をつける必要がある理由とは?

(冷え)

冷えは、代謝を悪くする原因でもあり、また基礎代謝が悪くなることで冷えが起こるという、相互作用があります。

ダイエットに関して身体が冷えることの問題点は、血流、リンパの流れが悪いことで、むくみ=水太りの原因になるということ。

また、血流が悪いということは、脂肪の代謝も悪くなり、エネルギーを消費できないのでまた太る・・・という悪循環になります。

 

冷えによる肥満は、カロリーコントロールではなかなか痩せられません。

冷えが慢性化しないためにも、体を温める食べ物を摂る、塩分を控えて水太りを防ぐ、湯船に浸かって入浴をするなど、早めに対処したいものです。

 

(筋肉量が少ない、運動不足)

血液は1分弱という驚異的な速さで全身を巡っていますが、これは、心臓のポンプで送り出されるだけでは不可能な速度です。

それを助けているのは筋肉です。

つまり、健全に血流を促し、全身に栄養を届け、老廃物を排出するためには、筋肉が正常に働かないといけないわけです。

 

そして、基礎代謝の20%が筋肉による消費です。

従って、筋肉が不足していると体のめぐりが悪く、新陳代謝を遅らせてしまうというわけです。

 

筋肉を働かせ、また筋肉を付けるためにも、適度な運動は必要です。

最も簡単で効果的な運動は、大きな筋肉が集中している下半身を使ったスクワットや、階段の上り下り、モモ上げやジャンプなど。ほんの少しの積み重ねが筋肉になって代謝をあげてくれるのです。

 

ストレスで太る原因は、過食だけじゃなかった

(ストレス・ホルモンバランス・自律神経の乱れ)

ストレスで太る理由はいろいろですが、ストレスを受けたことによって過剰に分泌されるコルチゾールというホルモンがあります。

これは、通常であれば糖やタンパクの代謝を促したり、免疫力を司る良いホルモンなのですが、過剰に分泌されると、食欲を増大させたり、インスリンを大量に発生させたり、代謝を阻害したりするようになります。

また、ストレスによって自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のスイッチが上手く切り替わらないために免疫力が落ち、これも代謝不良になる原因となります。

 

女性は生理周期などでホルモンバランスが乱れがちです。

ホルモンバランスの乱れも自律神経に関係しているので、ストレス、ホルモンバランス、自律神経の関係をよく理解して、規則正しい生活や、リラックスする時間を大事にすることも、ダイエットには重要なのです。

 

寝ている間に痩せる?

(睡眠不足)

通称「痩せホルモン」と呼ばれる「成長ホルモン」をご存知ですか?

ダイエットに興味がある人なら、よく聞く言葉かもしれませんね。

成長ホルモンは寝ているときに働くホルモンで、体の疲労した細胞を修復する他、脂肪の燃焼も行っているのです。

 

そして、この成長ホルモンが活発に働く時間は、睡眠に入ってから3時間。

この間に熟睡していないと、成長ホルモンの恩恵を受けられないのです。

 

成長ホルモンの分泌だけでなく、良質な睡眠は、寝ている間の新陳代謝を最大限に働かせて、朝起きた時に体をスッキリと目覚めさせます。

朝から巡りのいい体になるためにも、睡眠の時間と質は大切です。

 

まとめ

男性と違って、女性は筋力が少ないですし、生理があるのでホルモンバランスが乱れやすいです。

でも、体の仕組みをうまく利用すれば、食べる順番を工夫するだけで脂肪の蓄積が抑えられるし、寝ている間に脂肪燃焼ができるなど、超お手軽ダイエットが、今日から始められますよ!

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